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【オクトー8話ネタバレ】感情捜査官心野朱梨、あらすじ&感想

第8話では、15年前に起きた事件と朱梨の両親が殺された事件の繋がりが明らかにされます。

大学生の戸田大和が暴行事件で逮捕されたことから始まる今回のエピソードは、彼の父・家長敏則の過去に焦点を当てて進行。物語は、感情を失った朱梨と風早が複雑な事件の真相に迫るサスペンスフルな展開となります。

 

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事件の発端:大学生・戸田大和の告白

大学生・戸田大和(濱田龍臣)が先輩に暴行を加えた容疑で逮捕されるも、すぐに示談が成立し釈放されることに。しかし、大和は喜ぶどころか釈放に納得できず、自らの父・家長敏則(水澤紳吾)について語り始めます。家長は15年前、不動産会社の夫妻を殺害した容疑で指名手配中であり、行方不明となっていました。

大和は父から手紙を受け取ったことを明かし、朱梨と風早に「父のようには逃げず、罪を償いたい」と告白します。大和の目には“怒り”の色が見え、彼の深い葛藤が浮き彫りになります。

家長敏則の事件と15年前の関連性

風早と朱梨は、家長敏則が容疑者として追われていた事件を再調査します。すると、その事件が朱梨の両親が殺害された日と同じ日に発生していたことが判明。家長の事件が朱梨の過去と繋がるかもしれないと感じる朱梨ですが、風早は「ただの偶然だ」と強調します。

家長の行方を追う中で、朱梨たちは彼が死後15年経過した状態で発見されたことを知ります。死因は他殺の可能性が高く、朱梨は事件が思わぬ方向に進んでいることを感じます。

事件解明への手がかり:庭木夫妻と家長の関係

家長敏則の喫茶店の常連だった庭木元春(故人)とその妻・由香子(山田キヌヲ)に焦点が移ります。朱梨と風早は、由香子から15年前の事件について話を聞くことに。由香子は、夫の元春と家長の間にトラブルがあったことを語りますが、詳細については知らないと主張します。

由香子の娘・紗良(久保乃々花)は、当時の出来事に恐怖の感情を抱いていることが朱梨には見え、由香子と家長の関係に何か秘密があると感じます。

真相の解明:由香子の証言と家長の冤罪

事件当日、由香子は夫の暴力から逃れるために家長に助けを求め、彼と一緒に喫茶店で過ごしていたことを明かします。この証言により、家長にはアリバイがあったことがわかり、彼が事件の犯人ではなかったことが明らかになります。

しかし、家長が無実であることを知った大和は、15年間も父を憎み続けていたことに涙を流し、悔やみます。彼の感情は、父への怒りから悲しみへと変化し、朱梨と風早の前で泣き崩れます。

もう一つの真実:朱梨の両親の事件と綿貫猛司

由香子の証言から、事件当日に喫茶店「りんどん」に“近藤龍馬”という客が訪れていたことが判明。その名前は、朱梨の両親を殺害したとされる綿貫猛司(こがけん)が使っていた偽名でした。

家長のアリバイを証明することは、綿貫のアリバイを証明することになり、両事件に新たな疑問が浮上。真犯人として小野寺(片桐仁)が浮かび上がり、風早と朱梨は再び捜査に挑む決意を固めます。

風早の告白と二人の絆

風早は、朱梨に自分が平安(船越英一郎)の命令で動いていたこと、そして彼が父親であることを告白します。朱梨に全てを明かし、裏切っていたことを謝罪する風早。しかし、朱梨は風早を責めずに「あなたの気持ちは理解できる」と彼を許します。

風早は、15年前の全てを徹底的に調べることを朱梨に誓い、二人は真実を追求するための新たな決意を固めます。

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まとめと感想

第8話は、家族の絆と真実を求める人々の葛藤が描かれた濃厚なエピソードでした。父を憎み続けた大和と、自身の父と向き合うことを決意した風早の姿は、感動的で視聴者の心を揺さぶります。

事件の真相はまだ全て明らかになっていませんが、物語はクライマックスに向けて急展開を見せています。次回、朱梨と風早は真犯人に迫ることができるのか、今後の展開に注目です。